ピーターラビットの故郷

     
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ピーターラビットの故郷

湖水地方と言えば ピーター・ラビットというぐらいで
特にピーター・ラビットの作者 ビアトリクス・ポターの家が
そのままの形で残っていて 公開されている

 見渡す限り 緑の丘陵地帯 何百年と変わらない景観
100年ほど前に ポターが見て描いた景色がそこにある

エスウェイト湖畔にある 小さな村ニア・ソーリー
ヒル・トップというポターの家


ポターの家庭は裕福な家庭で 夏の休暇は一家で避暑地で過ごしていた
毎年 スコットランドへ行くのが通例だったが
その夏は湖水地方のウィンダミア湖にある 「レイ・キャッスル」 に滞在することになった

その時 湖水地方の牧師であり 環境保護のために活動している
ナショナル・トラストの創設者の一人
「ハードウィック・ローンズリィ」とポター家族は親しくなる  ビアトリクス16才の時

ハードウィックはちょっと変わったビアトリクスが描く表現豊かな絵に興味を持ち
 彼女を奨励していく

そしてハードウィックの助力により ポター私家版「ピーター・ラビットのお話」という
 つつましい本が誕生した

1902年その本は正式に出版され 瞬く間に大人気となりベストセラーになる
ポター36才の時

1905年 ポターは自身の出版社のノーマン・ウォーマンと婚約したが
不幸にもノーマンは婚約して すぐに病気で死亡してしまう

その悲しみを慰めたのは 大好きな湖水地方の美しい自然であった




翌年 ポターはニア・ソーリー村の小さな農場を購入する

ヒル・トップと呼ばれた農場付きの家は
ポターが描くピーターラビットの舞台となっていった

ポターは絵本で得た多額の印税で
湖水地方のたくさんの土地や農場を買い
作家ではなく 農場経営者 地主として
この地方の環境保護に力を注いでいく

それは16才の時から励ましてくれた
ローンズリィ・ハードウィックを心から尊敬し
「ナショナル・トラスト」の
自然を守るには 土地を買い取り 所有することが一番
という考えに賛同したからだった

1943年 77才で生涯を終えたポターは
 その15の農場 4000エーカーの土地を
ナショナル・トラストに遺贈し、
後世にその変わらぬ姿を残してくれたのです。

現在、全世界で15000万部を発行している





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